珍獣に会いたい

暇なのでブログ書きます

2023年3月 Melbourne③ Great Ocean road tour

メルボルン一人旅2日目

ベルトラのMelbourneオプショナルツア人気ランキング1位 Go West社のGreat Ocean road tourに参加しました。

このツアーは1日目のツアーと違って国際色豊かな大人数のツアー。20人くらい乗れる大きなバスで(Wi-Fiつき✨)英語のガイドさんが連れて行ってくれます。

すごいテンション高いガイドさんで、一人旅の私にもちょこちょこ話しかけてくれて、気遣いができてすごく優しくて、プロフェッショナリズムに感動したのでした。

残念な点は、咳をしている方がマスクを着けていなくてちょっと不安な気分になったことです。。。でもこれも他の日本人参加者が不安に思うことを伝えるとちゃんとマスクをその人にガイドさんが手渡してくれました。

 

この日は予報も雨だし、朝からじとじとじとじと雨が降り続いていました。

海外のツアーって予約するときには天気なんてわからないしそこが厄介ですよね。

しかし、晴れ女の私。希望を捨てずにバスに揺られること数時間。

アポロベイという海辺の町で昼食タイムになったころから天気は巻き返してきました。

アポロベイでの昼食は自由行動で、ガイドさんお勧めのパン屋さんでサンドイッチを購入したのですが、これも値段の割においしくない(´;ω;`) 日本のご飯恋しい。でもこれば想定内。ツアー中はきれいな景色に集中して食事は諦めようと腹をくくっているので問題ないのです!(前日に市内観光できる人はLUNEのクロワッサンとか、おいしいテイクあるとできるペイストリーなんかを持参して臨むのがよいかもしれません!)

 

12使徒という奇岩群が見れるところが、グレートオーシャンロードのメインの見どころですが、それまでにKennett Riverというキャンプ場のちかくの林で野生のコアラを観察したりGreat Otway国立公園でライトトレッキングしたりと、雨も止んでかわいいコアラとうっそうと茂るジュラシックパークみたいな熱帯雨林のきれいな空気でとてもわくわくした気持ちになってきました。

Great Otway国立公園 不思議なシダ植物

野生のコアラ

そして、その後ついに Gibson steps,  Loch Ard gorge,  Twelve Apostlesに!!

本当にきれいすぎて、これまたもう日ごろのストレスとかマイナスな感情とかふっとんでいきました。いっつもなんであんな愚痴ったりしてたんだろう。何を悩んでいたんだろう。別にそんなん全然関係ないじゃん。こうして最高な景色に出会えているんだから!って、心の浄化パワー半端ない景色。

Great Ocean roadのツアーがなぜランキング1位なのか。よくわかりました。

メルボルン旅行に行かれる方はぜひ、参加をお勧めします♡

12使徒 Twelve Apostles

rock ard gorge

Rock Ard Gorge

Rock Ard Gorge 紅の豚の秘密基地のモデルになったそうな

 

Gibsons steps 18階段

Gibsons Steps 波が美しすぎた。

Rock ar






ただ、今回弾丸だったので欲を言えばもう少しゆっくりしてグランピアン国立公園やタスマニア島にも足を延ばしたかった。。。

グランピアン図国立公園では結構な確率でエミューが見れるらしい。

 

あと珍獣ハンターとしてかなり嬉しかったのはハリモグラに出会えたこと。

すっごい独特の生き物!!水かきみたいな手ともぐらって感じ?アリクイみたいな鼻がついている。あとから調べたらモグラって名前なのにカモノハシの仲間だそうで卵でうまれてくるそうな!笑 おもしろすぎる。

 

 

 

 

2023年3月 Melbourne ② 野生動物編

さてさて、Melbourne到着後の初日の経過です。

初日は10時半タラマリン空港に着陸

Sky bus利用で12時にサザンクロス駅に着きました。

宿泊先はYEHS hotel Melbourne CBDというところにしました。Booking,comで立地が良く予算内に収まるところにしました。こちらのホテルは立地はかなりいいですが、強くはお勧めしません( ^)o(^ ) 日本人だとちょっと清潔感に満足できないかも!口コミをよくよく読んでいると、ヨーロッパの人もちょっと掃除が・・・って書いてあることある。笑 スタッフは親切だし14時チェックインのところを早く着いちゃった~って言ったらいいよいいよ~って部屋に通してくれたのでそこは有難いです。場所はどこ行くにもアクセス良好だし、Higher Groundという人気のカフェが徒歩1分のところにあっていつでもコーヒー飲みに行けるので、とにかく立地を求める人にはお勧めします!

あと飛行機の時間が変な時間の人にも強く推奨。Collin Stとかに泊まるほうがきれいでお店が多い分空港へのアクセスは悪いのでtaxi必要になる可能性あり。

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ほんで、まずは機内で絶飲食でCairnsで少しお菓子は食べたものの腹ペコでしたので、めっちゃ行きたかったCafe , Higher Groundにまずは行きました!😊

久しぶりの海外でかなーりたどたどしい英語でも快く対応してくれて、コーヒーもおいしくてvery niceでした。

何がお勧めかなって聞いたらリコッタパンケーキが一押しの人気メニューだよとのことで正直ご飯が食べたかったけどパンケーキにしてみました。

美味しかったけど甘いものそんな好きじゃないので食べきれなかった。。2~3人でシェアしたかったな。昼食だったので今から振り返るとアボカドプレッツェルにしておけばよかったという心残りがあります。。

甘党なら→リコッタパンケーキ 非甘党→アボカドプレッツェル です!!

これテストにでます。



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ホテルでシャワー軽く浴びて、初日のメイン、フィリップ島リトルペンギンツアーへGo。集合場所はホテルから徒歩10分程度のところにあるHoliday in Frinders St. 

多くのツアーがここから出発します。駐車しやすいスポットなのだとか。

 

今回のツアーはこちらの Mrジョンのツアーを予め申し込んでいきました。

ホーム | Mr John Tours   Mr.ジョンツアー

飛行機が遅延したら参加できなくなってしまうので、大丈夫かしらってメールしたら14時集合やったらJQ26便が結構遅れても間に合うはずやで!みたいな返事くれたので、ちょっとほっとして申し込みました。

ツアーを選んだ理由は午後から参加できるのがこれしかなかったからなのですが、参加して大正解でした!!とっても景色がきれいだし、いろいろな動物に会えました!!

あと、ガイドさんが日本語堪能なので、初日にいろいろと気になったことを聞いたり確認できたりしたのはありがたかった!

 

まずは野生ではないけどMaru Koala& Animal parkで動物と触れ合い。オーストラリアで定番アクティビティ、カンガルーの餌付けを楽しみました♡So cute. 

ウォンバットエミューは見たことあったけどまだ見たことがなかったディンゴタスマニアンデビルが見れてよかったです♡

 

動物園の中で一番強そうなカンガルー

次にいよいよまた少し時間をかけてドライブしてフィリップ島へ。

有名なサーフビーチで海風に吹かれて絶景を堪能しました。

ペンギンがみれる日没まではまだ時間があったためNobbysといわれるミニトレッキングスポットでさらに午後のお散歩を楽しみます。

道中野生のワラビーがぴょんぴょんしているのを見ることができます。

Nobbysでもワラビーとガチョウをみることが出来ました(*´▽`*)かわいい。

 

Surf beach フィリップ島はサーフスポットでも有名

 

Nobbys 美しい景色、この時点からもう日本のことは一回忘れました。笑

Nobbys

Nobbys ワラビー

メインのリトルペンギンの行進はほんとに日没の瞬間から始まるので時期によって毎日時間が異なります。3月でまだぎりぎり夏季だったので日没が19:45と遅めでした。

たっぷりと時間があったのでペンギンパレ―ドが行われるビーチの入り口のビジターセンターで夕食をとってから入場することに。

ビジターセンターのレストランもとても高いです(´;ω;`)なんか野菜が食べれるメニューを選びたくて, salt and pepper squid ( 説明文にはイカとサラダのプレートだよみたいなことが書いてあった)をチョイスしたら大量のイカフライ、フレンチフライと申し訳程度のサラダのプレートが・・・。ローストチキンにすればもう少しヘルシーな感じだったのでそっちにすればよかったよえーん(´;ω;`)ってなりました。34ドルくらいだったよ?

 

夕食後はペンギンパレードが自由席なので席を確保するために早めに入場。19時20分くらいに入場したけど結構前の方の席は埋まっていた。一人の利点を生かして、最前列の1個だけ空いてる半端な席に入れてもらえました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

後で振り返ると最前列でなくても右と左の二つのブロックに分かれている真ん中らへんの一番前の方を確保した方がよいです。ペンギンたちは二つのブロックの間の通路と通っておうちに帰っていきます。

19:45分になってもなかなかペンギンは現れませんでしたが20時頃、数匹ずつ波の間からスタスタと浜辺に降り立つペンギン様たちが姿を見せ始めました。

その姿を人間が一生懸命観察している光景がなんだかモンスターズインクのモンスターが登場するシーンを彷彿させ笑いがこみ上げてきました。

天敵がいないか警戒しながらヨチヨチビーチを縦断しているペンギンの姿はとてもかわいらしかったです。その後20時20分くらいでしょうか。20時45分に出発予定でしたし寒さに限界も来ていたし、周囲の人たちも帰り始めたので席を立ってビジターセンターへの道を歩き始めると、そちらの道の方で巣に帰ろうとしているペンギンを至近距離でみることができました。

またビーチを照らす照明以外は人工の光がないからかとっても美しい満天の星空を見ることができました。

 

ペンギン以外にも夜行性のヘッジホッグやポッサムにも出会うことができました。

ほんとにほんとに動物大好きだし、星空大好きだし幸せいっぱいの瞬間でした(*´▽`*)!Melbourneにこれて本当によかった!って心から思いました。

長袖Tシャツの上にウルトラライトダウンを着て行ったのですが、それでもすごく寒かったのでダウンの下にもう一枚フリースがあればよかったなと思いました(;^_^A 

 

帰り道はガイドのジョーさんと思い出を振り返りつつ、3時間ととても長いドライブを経て23時過ぎにメルボルンに到着。翌日のツアーは朝早いのでかえってシャワーをあびてバタンキューでした。ジョーさん優しくてとてもしゃべりやすかった(*´▽`*)

 

 

2023年3月 Melbourne ① 出国 コロナが怖い編

 

久しぶりの!!海外旅行です!いえーい!

今回異動に伴い3月最終週に1週間の休暇をgetしました。

確実に休暇取得できるか不安だったので3月になってから計画を立てることになってしまい、本当はもっと綿密に格安航空券取ったり計画立てたかったけど、2週間前からのplanningで今Aussieに日本旅行が人気なこともあり航空券できるだけ抑えめの値段の奴にはしたけどそれでも高かった。。。(´;ω;`)でもいいの。海外でのhappyな経験はpricelessだから。4月からもりもり働くよん。

 

今回はJet star航空で行きは成田から、帰りは関空着で航空券取得しました。東京旅行の予定があったので関空の方が近いんだけど成田から飛びました。ちょうど行きの成田便は平日夜便で少し安かった✨帰りはもう残り1席(成田行きは満席)でめっちゃ高かった。。。

 

何気にjet starに乗るのは今回が初めてでした。日本のLCC航空会社かと思いきや、大本はオーストラリアのカンタスの経営するLCCのようです。スタッフに日本人がほとんどいなくて、なんでだろうと思って調べて初めて知りました。カンタスはかつてケアンズに行くのでお世話になったので、そう知るとなんだか親近感がわきます。

 

どうしてMelbourneに行くことにしたのか。

ほかにオークランド、スペイン、イタリア、チェコ(全然全部雰囲気違う。。笑)も候補として調べましたが航空券が高すぎてとても買えなかった。Melbourneだけ往復で20万円以下に抑えることが出来た。

これが選出の決め手でしたが、旧友がMelbourneに留学したことがあり絶賛していた、コーヒー文化がすごい✨、自然が豊かで野生動物の観察ができる、治安がいい✨という理由から機会があればぜひ行ってみたいと思っていたのでした。

旅を終えてから振り返ってもやはり

コーヒーが好き、自然が好きな人にとってもとってもお勧めな都市です!!

caffe latte エスプレッソの種類が豊富でわくわくします。

さらに時差が1時間しかない、比較的近い(といっても最低10時間はかかりますが)、気候がいい、タラマリンから中心地まで近いところもいいですね。

 

 

1日目は20時に成田発、翌朝6時にCairns着、午前10時半Melbourneのタラマリン空港着でした。タラマリン空港からはSky busという空港とMelbourneの中心部であるサザンクロス駅までを往復するシャトルがあります。3人以上であればタクシーでも料金はあまり変わらないようですが、一人旅にはこのシャトル有難い。10分おきにあります。

ただし、かつては24時間運航したようですが、現在は4時が始発で1時が最終、早朝深夜帯は15分毎と減便していますので早朝深夜便を利用する場合には注意が必要です。(知らなくて早朝便で帰国予定だったのでとても焦りました。。)

あと、ここで現在のコロナ事情についても少し記述したいと思います。

今回の旅で最も驚いたのは日本人とオーストラリア人の感染対策についての感覚の違いです!

日本でも2023年3月現在、マスクの着用義務は撤廃されておりますが街中ではマスクをしている人が大半です。

しかし、オーストラリアでマスクをしている人は全くいません。機内もほとんどがオーストラリア人だったのでマスクをしている人はほとんどいませんでした。

ここで困ったのは旅先でコロナにかかってしまって席は鼻水のみの症状くらいならいいのですが熱が出ていまったら旅行が楽しめなくなってしまうかもしないと心配になったことです。おそらく軽症コロナが蔓延しているのか、機内も街中でも異様に咳をしている人が多いです。そして、咳をしていてもほぼ全員マスクをしてくれていません。医療従事者としてはコロナの感染力はとても強く近くにコロナの人がいれば必ず感染することは理解していたので気が気じゃありません。

行きの便で通路を挟んで隣の女性が咳をしているのにマスクをしていなかうつしてしまってもったので、一度CAさんに「隣の人が咳をしているのにマスクしていないんやけどなんとかならないかな」と相談しましたが「現在成田からオーストラリア行きのすべての便でマスク着用は必要ないのでどうすることもできません」と一蹴されてしまいました。。そこで行きの便では、N95を装着し、絶飲食でトイレに行くたびにうがいをして過ごしました。辛かった!機内食もったいなかった。。

初日に参加したツアーで、オーストラリア人のマスク事情についてガイドさんに尋ねたところ、Melbourneでもロックダウンしたりマスク着用を徹底したりと厳しい時期はあったけど、ワクチン接種が終わってからは徐々に規制が緩和され2022年夏頃からは全員マスクをしなくなったとのこと。基本的にみんなワクチンは3回接種しており、お年寄りなど重症化リスクが高い人は5回打っている人もいると。(この点は日本と一緒ですね。)ガイドさん自身もこれまで3回コロナに感染しているけど、ただの風邪だと思ったし、オーストラリア人は今はみなただの風邪と認識していると思うのこと。そのため、コロナに感染していても就労可能、ただの風邪の人であり参加制限が生じたりすることはないそうです。だから、うつってしまっても、うつしてしまってもあまり気にしていないことからマスクをすることはないようです。さすがにコロナと診断されたらマスクはするようですが。マスクをしている人がいたら、あの人コロナなんかな~と思うそうです。日本と全然違いますね。

オーストラリアの人の方がストレスフリーに過ごしている感じがして羨ましくなりました。また、日本もこういう感覚に移行した方が商業的にはいいような気がしました。

しかし、医療従事者としては高齢者に関してはコロナはまだまだ寿命を規定する因子になりうることと、感染力の強さからすべての場所でこういった対応はできないと思うので難しいなと考えてしまいました。コロナにかかったら医師や看護師はさすがに休業しないとまずいのかなと。でもそうするとマスクなしでお互い生活できませんよね。これ以上は議論が脱線して長くなってしまうので、これくらいにしますが、まだコロナ規制が緩和されてほやほやの旅行はコロナに対する認識の相違でかなりストレスがかかったのでした。。。これも後になれば世界の歴史の一つとして振り返ることのできる思い出だし、World wideな価値観に触れることができたいい経験ですね。今回ばかりは日本人の国民性を痛感しました。

日本ではワクチン接種証明書の提出が必要など比較的しっかりした検疫を行っていますが、オーストラリアでは従来の動植物持ち込み禁止など最低限の検疫しか今はありませんでした。入国に時間がかからないのは楽でしたね。

 

②初日 フィリップ島編へ

フィリップ島のビーチ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城一人旅 蔵王山と一切経山を目指して ②

一切経山 吾妻小富士から

もし旅行をされる方に時間など参考にしていただきたくて、旅程のまとめをもう一度おさらいすると

1日目 7時20分頃名古屋発 ー新幹線ー 10時半頃仙台着

     11時仙台からレンタカーで出発、一般道使用で12時半頃遠刈田温泉

              昼食後、15時ころまで乗馬体験

     15時チェックイン  宿泊

2日目    9時発、9時半から10時過ぎまで乗馬体験

     10時半頃遠刈田温泉発、11時半頃エコーライン経由で蔵王山駐車場着

     11時半から登山開始、ゆっくり写真撮影しながら登頂

     13時頃蔵王山発、14時半頃ホテルに戻る

3日目   8時45分 チェックアウト 東北道使用(1200円程度)

     10時半頃浄土平駐車場着 登山開始

     14時浄土平発 (宮城仙台まで東北道使用 2000円程度)

     16半頃仙台駅着、給油してレンタカー返却

     17時20分 仙台駅発 ー新幹線ー 20時45分 名古屋着

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さて、そもそも蔵王山一切経山の組み合わせで登るプランの方は多くはないと思いますが、このプラン登山好きな方もそうでない方もかなりお勧めのプランです!

お勧めする理由

・山小屋泊、テント泊しなくとも有名かつ眺望最高の山をはしごできる。

標高が高く、景色の良い山をハシゴしようとすると三行に時間がかかり山に泊まる必要性が出てきますが、どちらも初心者でも簡単に登ることができ、日帰り観光感覚での登山ができます。

・山以外の時間も楽しめる。

山小屋などに泊まるとどうしても食事などもクオリティは我慢せざるを得ません。

(まあ、山小屋ご飯は普段だったらそんなにおいしいと感じないような食堂レベルのご飯でも空腹と達成感の最高のスパイスが相まってそれはそれはおいしく感じるものだし、山小屋グッズ見たり、山頂に宿泊する訳でご来光と星空というそこでしか見れない時間を堪能できるのでこれからも山小屋は泊まりたいんですけどね。今はコロナが気になって職業柄泊まれません💦)

ホテルの朝食

しかし、時間と体力に余裕のある日帰り登山なので、ホテルや周辺のグルメも堪能することができます。また、この山に行くまでのドライブも感動的にきれいです。白石JCTまでの県道12号のドライブは一面田んぼと山の景色で「ザ東北」です。

・複数地域をめぐることができる。

数日間で仙台、蔵王、高湯温泉、福島といった地域を見ることができるし、蔵王は観光地として栄えているため調べればいろいろな体験が可能です。仙台駅で無事ずんだシェイクも飲むことができました。

一切経山安達太良山磐梯山と近いので、全部登るつもりで二本松市や磐梯温泉への宿泊も検討しましたがホテルのコストパフォーマンスやそこで体験できる内容を考えた時に、数少ない連休を福島だけにとどまって過ごすのは東北まで新幹線で行くのにもったいない気がしてしまいました。いろいろと試行錯誤を重ね、このプランに行きついたのです。東北が近い方は気にしなくてもいいですけどね。

 

ざっとこんな所でしょうか。

さて一切経山の記録に移ります。一切経山youtubeで知り、ずっと行きたかった山です。行ってみればわかるんですが、本当にすごいです。日本にこんなところがあったなんてと感動すること間違いなしです。戦後まもなく登山ブームが起こった時には人気を集めた山の一つだそうで、その日本国内でも珍しい壮大な景色はドラマのロケ地なんかでもよく使用されたとか。(購入した焼き芋の説明書きに書いてありました。溶岩で焼く焼き芋が登山客にかつて人気だったそうで、浄土平レストハウスではかなり絶品の焼き芋が売られています。めちゃくちゃおいしいので絶対に食べるべきです)

 

上の旅程にもある通り、蔵王遠刈田から浄土平ビジターセンターまでの高速道路使用での所要時間は2時間着です。この日は一応そのまま仙台から新幹線で名古屋に帰る予定だったので、もう少しホテルでゆっくりしたい気持ちもあったのですが、朝食をしっかりもりもり食べた後は、8時45分と早めに出発しました。結果的にはこーずタイムよりかなり早く登頂できたので、急がなくてもよかったのですが。

道路は全く混んでおらず、すいすい進むことができて2時間弱です。紅葉はまだだったので駐車場も問題なく停めることができましたが、それでも気候と天気がいい日であり臨時駐車場まで車がいっぱい止まっていたので紅葉シーズンはもっと渋滞など起こる可能性ありますね。磐梯スカイラインは一車線のみの曲がりくねった山道で複数人でのドライブは車酔いのリスクかなり高いと思います。ツーリングやロードバイクの人にも人気のようで運転に注意が必要ですが、ほんとに最高にきれいなドライブコースなので納得ですね。

到着後登山開始。もともとは仙台からの新幹線に確実に乗りたかったので、山頂と魔女の瞳(五色沼)をみたらピストンで引き返す予定でした。このコースのコースタイムが3時間だったので。しかし実際登ってみると登山道自体はそこまで混んでいなかったのもあり、1時間で往復できてしまったので三日月沼の周囲を回って戻るコースに切り替え、それも時間が余ったので吾妻小富士に上りました。

スニーカーでもいけないことはありませんが、五色沼を見に行くのであれば、石が多く躓きやすいため登山装備があったほうが良いです。

登山をしない人でも、三日月沼の周りを周回する木道のコースはとても爽やかで心現れる景色ですし、簡単に登れる吾妻小富士に登って周回するだけでも一切経山の山容を対岸から眺めることができ、超絶景を堪能できるので十分満足できると思います。

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ここで参考までに予め調べたコースタイムは

一切経山の山頂(五色沼)までの往復ピストン 3時間 

山頂と三日月沼周回の一般的なコース 3時間半

三日月沼だけ 3時間

吾妻小富士だけ 1時間

となっています。私は撮影しながらもサクサク歩いたので、この半分の時間で回ることができました。コースタイムというのは70歳の男性が友人二人で休憩しながら回った際の所要時間で計算されているので余裕を持った所要時間と考えてよいでしょう😊

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正直吾妻小富士を登る時間はないかもと思っていたので、疲労がたまってきたこともあり、登ろうか迷ったのですが、絶景であった場合見逃すのはもったいないと思って登ったのが本当に正解でした。危うく絶景を逃すところでした。一切経山の山頂は魔女の瞳以外の眺望は正直普通です。しかし、一切経山という活火山そのものの姿がかっこいいのです。そしてそれを眺めるベストポジションは吾妻小富士です。

私なら日本百名山一切経山選びます!100個も山まだ登ってませんが・・・(;^_^A笑

憧れたコバルトブルーの魔女の瞳(山頂から)

三日月沼と湿原を歩く木道

吾妻小富士のお鉢から 快晴とススキ

どうでしょうか。実際の景色の方がもっときれいなんですよ。

爽やかな東北の山々を堪能して、14時頃焼き芋を食べながら仙台へ出発。

19時50分頃の終電に乗れればよいという気持ちで当初計画していましたが、達成感でいっぱいで予定よりかなり早く車を返却。帰路についたのでした。

ちなみに土曜夕方の仙台駅はごったがえしており、新幹線の時間が迫っていたので何も買えませんでした。お土産はあらかじめ福島のSAでゲットしました。福島は桃押しでした。牛タンやずんだスイーツを楽しむのも手でしたが、私はもう帰ってゆっくりするほうを選びましたね(;^_^A笑

 

他にも旅の記録を掘り起こしたいものたくさんあるのでまた時間があるときに。

 

 

 

宮城一人旅 蔵王山と一切経山を目指して ①

 

9月はここまでまとめて仕事を頑張った分、旅行に2回も行くことができました。

約1週間程度夏休みを取得することができたので、今後行きたい人の参考になればと木曜から土曜の2泊3日で宮城の遠刈田温泉に宿泊し、蔵王山一切経山の二つのピークに行った旅についてまとめていこうと思います。

天気予報は雨時々曇り→曇り時々晴れ→晴れで、その通りでしたが肝心な時だけしっかり晴れる晴れ女振りは変わらずでした✌

(雨が日本一多い屋久島でも雨は降らず、世界一多いミルフォードサウンドでも晴れでした✨)

 

今回は一休から少し高級な宿ですが平日で割引が使えたのもあり、

ゆと森倶楽部 に宿泊しました。

【公式】ゆと森倶楽部 | 宮城・蔵王の森林温泉リゾート (ichinobo.com)

もはや旅の主役としてもいいんじゃないかというくらい快適な素晴らしいホテルでした。ブッフェのクオリティがすごい。というかブッフェではない・・すごすぎて。ただ旅行なので会話を楽しみながらゆっくり食事を摂りたい人はすこし不便に感じそうではありました。私は一人旅なのでとてもよかったです。

 

そもそもこのホテルを選んだ理由は乗馬が好きで、乗馬をしたいからだったのですが、実際乗馬に行ってみると想像と違って途中で中止しました。競馬を見るのが好きで、サラブレッドに上手に乗れるようになりたいと乗馬を習っている私には趣向が違うものでしたね。ポニーでいいから体験乗馬をしたいというのであれば問題なく楽しめると思います。

 

名古屋からのアクセスは仙台まで飛行機の方が速いようですが、フライトの時間に拘束されたくないので新幹線、東京から山陽新幹線から東北新幹線に乗り換えて仙台駅に到達し、仙台駅からレンタカーを予約しました。オリックス株主優待で予約しようとしましたが、普通にネット予約のセールを利用した方が安かったので注意です。(繁忙期は株主優待の方が安いこともあるようですね)

 

仙台駅から遠刈田温泉までは1時間ちょっとでした。高速でも下道でも10分程度しか変わらないよう、下道を選択しました。平日だからかすいすいでした。

 

蔵王山には二日目のお昼に行きました。この日は午前よりも午後の方が天気が良くなりそうな予報でした。てんきとくらすでも10時から15時の間はB、15時からCでした。

10時頃遠刈田を出発、11時半頃エコーラインから駐車場にたどり着くことができました。苦労したのはナビに登録する住所も地点も電話番号もネットで検索しても見つからず、やっと個人の方のHPでマップコードというもので地点登録できたことです。カーナビによっては蔵王ハイラインの検索も名称ででてきません。

 

登山靴ももってきてはいたのですが、蔵王山を侮っていたので普通のスニーカーに動きやすい服装という装備で臨みました。しかし、観光気分でたどり着いたものの、登山欲が沸き上がってきて、結局熊野岳山頂まで登ることになり、少しザレ場があったので登山の装備で行けばよかったと思いました。

着いてすぐはガスっていました

はじめはガスっていて見えない時間もありましたが、ゆっくりと山頂方面に歩くときれいな姿を現してくれてその後1時間半程度は美しいお釜を堪能できました。

山頂まで角度を変えて様々な姿を見えるので、お釜をみて満足して引き返すのではなく熊野岳方面までハイキングだけの方もできるだけしっかり歩くのがお勧めです。

フィルター変えて撮った美しいお釜

熊野岳山頂

 

お釜が見えた時も興奮したのですが、予想外に激烈に感動したのは熊野岳山頂に続く最後の稜線歩きです。快晴でなく曇りのち晴れという天候条件も良かったのか青空と一面に広がる雲海は天国を想起させる絶景でした。

 

ここ2か月程度、登山のハイシーズンでしたが、仕事の調整が付かず登山に行けていませんでした。専門医取得に向けたレポートの提出と日常臨床業務に追われて、生活をこなすことに必死で、「今を過ごす」ことができていなかったなと気づき、どうして登山が好きなのか、思い出すことができました。

苦労して登った後に絶景が待っているというプロセスは、日常から自分を切り離して、否が応でもその瞬間瞬間を大切にすることができます。

悩みやすい性格の私は、気持ちの切り替えに登山がとても有効なのだと思います。

アウトドア人気が高まる昨今ですが、こうした理由もあってのことなのではと、意外と世の中の人も同様に悩んでいるのではないかと考えると安心しますね。

登山道

ちなみにいわゆるマインドフルネスの実践に登山がやっぱりとても良いという話ですが、ホテルでも夜の暖炉での焚火とクラシックギターのライブも堪能することができ、ぼーっと焚火を眺めるのも、「ああここにこれてよかった」とただその時間を楽しむことができてとてもよかったです。

と少し、語ってしまいました。引き続き、旅の情報をお送りします

3日目の一切経山への詳細は次の記事で♪

夕食 プリフィックスディナー

 

3年ぶりの知床 2022年9月 ②

さて、今回の旅行の日程ですが、金曜有給を取得し2泊3日の週末旅行です。

金曜日にセントレアを14時半頃発 女満別空港に16時頃着

レンタカーでウトロまで約1時間半。

今回のお宿もお気に入りの Kiki知床リゾート✨

北海道 知床 | キキシレトコナチュラルリゾート【公式】 (kikishiretoko.co.jp)

何度もいいますがこの宿最高です。サウナが好きな人、ブッフェがどうしても好きでない人は系列の北こぶしさんがいいかもしれませんね。ただkikiさんもサウナあるし、外気浴も北海道の秋の冷たい空気が最高でしたよ⭐あとブッフェと侮るなかれ。ブッフェのクオリティがすごいです。今回もまるまる太りました。

オーシャンビューの部屋からサンセット

4人部屋に宿泊 畳の部屋に布団、奥にベッドです。

話逸れましたが、初日はついたのがもう夜なのでホテルでゆっくり食事や温泉を楽しみ二日目は観光盛りだくさん。知床五湖トレッキング→知床峠までドライブして、帰り道にフレペの滝に立ち寄りました。その後、夕食を楽しみ、星空観賞ツアーに参加。

3日目は17時半頃の便なので朝一8時ウトロ発、1時間半のオーロラ号クルーズに参加、その後空港までドライブ。この3日目ですが、摩周湖に立ち寄って帰るつもりが、どういうわけかキタキツネ牧場に行こうということになり、しかし想像以上にキタキツネ牧場が遠くてフライトにぎりぎりになってしまうとのことで断念して、眺望をゲットすることができず網走でお寿司を食べて帰ることになってしまったので時間をあらかじめ叱り見積もらないといけないなと反省でした。笑

方針変更によって無事女満別から名古屋まで帰ることができました。19時半頃セントレアに到着し帰宅したので、翌日から仕事でしたがまあそんなに無理のないスケジュールで楽しむことができました!

ちなみにネタが新鮮で豪華なのにお値打ちな最高なお寿司屋さんがこちら

月 - 桂台/回転寿司/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)

北海道の何が素晴らしいかってね、半分が景色、半分が食ですよね。

ガイドさんの言葉で印象的だったのは、いろいろな職を経験して、いいことも悪いこともいろいろあって、それでもどんな時も食事をしっかり摂ることが大事で、幸せにもつながるから、おいしいのもを食べて生きたいと思ったから北海道に移住したという話でした。これきっと大体の人が真理と思いそうですよね。私はとても共感したしうらやましくなりました。ただ寒いのが苦手なので私はまだ勇気が出ませんが・・。

 

ではここから知床五湖ツアーの景色を紹介!

前回は知床五湖のトレッキングコースが工事中で季節によって大ループと小ループ、通行できる場所が異なっておりましたが工事が終了しており大ループで五湖すべて見ることができました。

4湖 空と山、水中の色彩のグラデーションが美しい

前回はオジロワシ・白鳥が見えましたが、今回は見れず、しかし今回はアカゲラ木をコツコツしているところが見れました。アカゲラは色合いがきれいなキツツキでした。

気候は9月のはじめ、夏の終わりであり日陰は半そでだと少し肌寒く感じるくらい、ひがってっていれば半そでで涼しくてちょうどいい、夜は薄手の長袖が必要という感じでしたね。今回も天気に恵まれて終始さわやかな景色が楽しめました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

ただ前回下調べした情報では11月は野生動物が少なそうというイメージだっだのですが、実際は冬眠の準備はまだしていないはずなのに今回の方が少なかった気がします。

どうやら11月はまだカラフトマスの遡上が盛んな時期だったのでクマが元気で意外と遭遇率が高いようです。また、最もクマ遭遇率が高いのは3下旬-4月の冬眠から目覚めた繁殖期だそうです。

この文言で少し注意が必要なのは、クマに会いたいという気持ちには注意が必要だということです。この気持ちはわからなくはないし、実際私も「クマに会えた」「会えなかった」という表現をしているしクマを視たいと思ってしまっていました。しかし、近年同様に観光客がまるで知床をサファリパークのようにとらえてしまっているのかクマを待ち伏せしたり、これは本当に論外だと思いますが車から降りて追いかけて撮影しようとしたりすることが問題になっているようです。

どうして問題なのか、それはクマが攻撃してこない人間に遭遇することが多くなるにつれて人間を恐れなくなるからです。通常クマは警戒心が強く人間をみても逃げていく動物です。しかし、箍が外れて人間を恐れなくなれば人間を襲うようになる可能性があるということを最近学びました。

◇興味がある人は「三毛別羆事件」で記事を検索して読んでみてください!

世界最大の熊の襲撃事件は北海道で起こったものです。あまり知られていないですが本当に怖いです。まだ大きな事件に至っていないのが幸いですが、クマが本気で襲ってきたとき人間は本当に殺されてしまうという事、クマをもっと理解することが重要だと知りました。今年から環境省により新たな法律が定められ、知床国立公園で動物を待ち伏せする行為は罰金対象となったそうです。必要な政策ですね。

 

五湖 

 

ツアーが終わった後には道の駅でお昼ごはん

本当は「くまのや」さんに行きたかったのですが、前回も振られ今回も不定休の休業日・・。翌日は営業しておられました・・・(´;ω;`)

道の駅 海鮮丼

いくらは必ず食べるべきです。ホッケも有名ですが、個人的にはやっぱ北海道では刺身食べるべきだと思います。ホッケはそこそこいい居酒屋行けば名古屋でもおいしい。

 

午後は知床峠にドライブ。残念ながら少し曇っていて、羅臼岳は見ることはできたのですがくっきりではありませんでした。あと昼間でも標高が高いからかとても寒くて比較的すぐ撤退しました・・・。

時間が余ったのでビジターセンターに立ち寄り、フレペの滝まで散策しました。

もしコーヒーが好きな方は、このビジターセンターのいコーヒーがお勧めです!カフェラテが濃くておいしい!個人的に大好きな猿田彦コーヒーのお店で飲むカフェラテに似ています。あと大穴でトウモロコシ茶がめちゃめちゃおいしいです。

 

滝を見て、ホテルに戻り温泉と夕食を楽しんだ後は、星空観賞ツアー。19時半頃からでした。

星空を写真に収める技術がないのでツアー写真は残せませんでしたがとてもいい時間を過ごせました。ツアーのお勧め度は第一位ですね。

毎回知床でのツアーガイドさんとのお話はとても楽しくて、一期一会に感謝です。

21時頃ホテルに戻り、再度温泉とサウナを楽しみました。

かつては岩盤浴派だった私も周囲のサウナーに影響されて、一応水風呂、外気良くのルーティーンを楽しめるようになってきました。北海道の冷たい空気と星空をみながらの外気浴はサウナーからしたらたまらない体験だろうなと思いました。系列の北こぶしさんはどこかでサウナランキング日本1位でしたからね。

観光スポットの定番 フレペの滝

 

 

 

 

 

 

3年ぶりの知床 2022年9月 ①

 

知床大好きな私。

実は今年のGWに知床に行きたくて、仕事の予定が決まってから2泊3日の知床を計画しようとしたんですが、この時期コロナの呪縛から世間がようやく解放され始めたGWということもあり航空券が高騰。この値段は出せない・・・ということで諦めておりました。

ちなみに、計画を立てていた頃はクルーズ船事故はまだ起きておらず、知床は大盛況だったようです。知床人気が高まっていたわけです。

 

今年のGWは珍しく旅行にはいかず、父の還暦祝いがあったこともあり家族で恒例のアマゴ釣りなどをしてゆったりと過ごしていたのですが、父が家族で秋にどこか行こうと提案し、それならば知床がいいというと航空券を予約してくれました。

この数日後知床でクルーズ船事故が起きました。知床のクルーズ船には前回シーズンオフで乗ることができず、次回はと憧れを抱いていたのでとてもショックでした。行くだけで心がわくわくする素晴らしいスポットだと知っているので、乗船した人たちもわくわくした気持ちで出かけたんだろうと考えるととても悲しくなり落ち込みました。

 

当時はもう行きたくないという気持ちにもなりました。楽しい気持ちで過ごせないだろうと思っていました。しかし父が予約してくれた4人分の航空券はGWほどではないとは言え、本数の少ない女満別と名古屋の直行便の往復でありキャンセルするにはあまりにも痛い出費になってしまう値段であり、5か月後の予約であったので一度その予定のことは考えずキャンセルはしないでおこうということになりました。

 

9月には時間がたち、報道もなくなり、クルーズ船の運航が再開し、知床に対しての悲しいイメージが少し和らぎました。遺族の方の悲しみは永遠に続くと思います。

航空券はキャンセルせず家族で知床に行くことにしました。知床の自然は四季によって様相が大きく変化します。素晴らしい場所なので家族にも知床を見てほしかったし、一緒に体験したかったし、9月の知床の姿を見たかったのです。

今回もあらかじめ知床五湖のトレッキングを予約しました。また新たに夜の星空観賞ツアーを予約しました。

知床五湖、星空観賞は2つ目の記事で紹介しようと思います。

個人的な見解ですが、旅慣れた人はツアーには申し込まず、個人的に交通手段やチケット等を確保したくさんの場所を見て回ることを良しとする風習がある気がします。(偏見かもしれませんが。。)

しかし、私はアクセスなどを把握していたとしてもツアーに申し込んだ方がいいと思います。

登山などはそれぞれの日程や天候、体力の問題に左右されるのでツアーだと物足りない思いをすることもありますが、名勝地を見るときには解説があったほうがその場所の体験が豊かになります!

五湖ツアーは知床国立公園に住む野生動物の習性、野生動物との関わりで気をつけるルール、五湖の特性など教えてもらえました。

星空観賞ツアーはリアルタイムプラネタリウムでした。夏の大三角、天の川だけでなく宇宙のことに詳しいガイドさんが人工衛星の探し方、宇宙ステーションの探し方など知らなかった知識をたくさん披露してくれました。また星空観賞と夜行性動物のツアーはどちらに重点を置いているかの違いであって、両方兼ねているのでとても充実した時間を過ごせました。なんと、絶滅危惧種シマフクロウに出会うことができました。あとはたくさんのかわいい狐に出会いました。

ガイドさんがどうして知床に移住したのか、知床のいいところを紹介してくれたりと今回もツアーでないとできない体験ばかりでした。

 

ちなみに今回予約したツアー会社はこちら。

世界自然遺産知床を自然ガイドと歩こう | 知床ネイチャーオフィス (sno.co.jp)

前回はシンラさんで予約しましたが今回は予約がうまくいかず、父がベルトラから予約してくれました。星空観賞はお手頃なのに密度がすごくて特におすすめでした!

 

また、最初はクルーズ船に乗るのは気が進まず、乗る予定はありませんでしたが、他の会社は安全管理に努めており、しかし事故によって営業益が大幅に低下して、困っているとのことであり、復興にために安全管理を徹底しているという話も聞き、それであれば乗ってみようということになり、大型船のオーロラ号にも乗船しました。今年はカラフトマスの遡上がまだ少ないこともあり、ヒグマを見たかったのですが見ることはできませんでした。しかし、海からみた断崖絶壁は絶景でした。

 

知床五湖で見た倒木 自然のアートでした

 

知床五湖 湖に反射する山並みがきれい

 

オーロラ号から

▲有名なカムイワッカの滝です