珍獣に会いたい

暇なのでブログ書きます

宮城一人旅 蔵王山と一切経山を目指して ②

一切経山 吾妻小富士から

もし旅行をされる方に時間など参考にしていただきたくて、旅程のまとめをもう一度おさらいすると

1日目 7時20分頃名古屋発 ー新幹線ー 10時半頃仙台着

     11時仙台からレンタカーで出発、一般道使用で12時半頃遠刈田温泉

              昼食後、15時ころまで乗馬体験

     15時チェックイン  宿泊

2日目    9時発、9時半から10時過ぎまで乗馬体験

     10時半頃遠刈田温泉発、11時半頃エコーライン経由で蔵王山駐車場着

     11時半から登山開始、ゆっくり写真撮影しながら登頂

     13時頃蔵王山発、14時半頃ホテルに戻る

3日目   8時45分 チェックアウト 東北道使用(1200円程度)

     10時半頃浄土平駐車場着 登山開始

     14時浄土平発 (宮城仙台まで東北道使用 2000円程度)

     16半頃仙台駅着、給油してレンタカー返却

     17時20分 仙台駅発 ー新幹線ー 20時45分 名古屋着

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、そもそも蔵王山一切経山の組み合わせで登るプランの方は多くはないと思いますが、このプラン登山好きな方もそうでない方もかなりお勧めのプランです!

お勧めする理由

・山小屋泊、テント泊しなくとも有名かつ眺望最高の山をはしごできる。

標高が高く、景色の良い山をハシゴしようとすると三行に時間がかかり山に泊まる必要性が出てきますが、どちらも初心者でも簡単に登ることができ、日帰り観光感覚での登山ができます。

・山以外の時間も楽しめる。

山小屋などに泊まるとどうしても食事などもクオリティは我慢せざるを得ません。

(まあ、山小屋ご飯は普段だったらそんなにおいしいと感じないような食堂レベルのご飯でも空腹と達成感の最高のスパイスが相まってそれはそれはおいしく感じるものだし、山小屋グッズ見たり、山頂に宿泊する訳でご来光と星空というそこでしか見れない時間を堪能できるのでこれからも山小屋は泊まりたいんですけどね。今はコロナが気になって職業柄泊まれません💦)

ホテルの朝食

しかし、時間と体力に余裕のある日帰り登山なので、ホテルや周辺のグルメも堪能することができます。また、この山に行くまでのドライブも感動的にきれいです。白石JCTまでの県道12号のドライブは一面田んぼと山の景色で「ザ東北」です。

・複数地域をめぐることができる。

数日間で仙台、蔵王、高湯温泉、福島といった地域を見ることができるし、蔵王は観光地として栄えているため調べればいろいろな体験が可能です。仙台駅で無事ずんだシェイクも飲むことができました。

一切経山安達太良山磐梯山と近いので、全部登るつもりで二本松市や磐梯温泉への宿泊も検討しましたがホテルのコストパフォーマンスやそこで体験できる内容を考えた時に、数少ない連休を福島だけにとどまって過ごすのは東北まで新幹線で行くのにもったいない気がしてしまいました。いろいろと試行錯誤を重ね、このプランに行きついたのです。東北が近い方は気にしなくてもいいですけどね。

 

ざっとこんな所でしょうか。

さて一切経山の記録に移ります。一切経山youtubeで知り、ずっと行きたかった山です。行ってみればわかるんですが、本当にすごいです。日本にこんなところがあったなんてと感動すること間違いなしです。戦後まもなく登山ブームが起こった時には人気を集めた山の一つだそうで、その日本国内でも珍しい壮大な景色はドラマのロケ地なんかでもよく使用されたとか。(購入した焼き芋の説明書きに書いてありました。溶岩で焼く焼き芋が登山客にかつて人気だったそうで、浄土平レストハウスではかなり絶品の焼き芋が売られています。めちゃくちゃおいしいので絶対に食べるべきです)

 

上の旅程にもある通り、蔵王遠刈田から浄土平ビジターセンターまでの高速道路使用での所要時間は2時間着です。この日は一応そのまま仙台から新幹線で名古屋に帰る予定だったので、もう少しホテルでゆっくりしたい気持ちもあったのですが、朝食をしっかりもりもり食べた後は、8時45分と早めに出発しました。結果的にはこーずタイムよりかなり早く登頂できたので、急がなくてもよかったのですが。

道路は全く混んでおらず、すいすい進むことができて2時間弱です。紅葉はまだだったので駐車場も問題なく停めることができましたが、それでも気候と天気がいい日であり臨時駐車場まで車がいっぱい止まっていたので紅葉シーズンはもっと渋滞など起こる可能性ありますね。磐梯スカイラインは一車線のみの曲がりくねった山道で複数人でのドライブは車酔いのリスクかなり高いと思います。ツーリングやロードバイクの人にも人気のようで運転に注意が必要ですが、ほんとに最高にきれいなドライブコースなので納得ですね。

到着後登山開始。もともとは仙台からの新幹線に確実に乗りたかったので、山頂と魔女の瞳(五色沼)をみたらピストンで引き返す予定でした。このコースのコースタイムが3時間だったので。しかし実際登ってみると登山道自体はそこまで混んでいなかったのもあり、1時間で往復できてしまったので三日月沼の周囲を回って戻るコースに切り替え、それも時間が余ったので吾妻小富士に上りました。

スニーカーでもいけないことはありませんが、五色沼を見に行くのであれば、石が多く躓きやすいため登山装備があったほうが良いです。

登山をしない人でも、三日月沼の周りを周回する木道のコースはとても爽やかで心現れる景色ですし、簡単に登れる吾妻小富士に登って周回するだけでも一切経山の山容を対岸から眺めることができ、超絶景を堪能できるので十分満足できると思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここで参考までに予め調べたコースタイムは

一切経山の山頂(五色沼)までの往復ピストン 3時間 

山頂と三日月沼周回の一般的なコース 3時間半

三日月沼だけ 3時間

吾妻小富士だけ 1時間

となっています。私は撮影しながらもサクサク歩いたので、この半分の時間で回ることができました。コースタイムというのは70歳の男性が友人二人で休憩しながら回った際の所要時間で計算されているので余裕を持った所要時間と考えてよいでしょう😊

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

正直吾妻小富士を登る時間はないかもと思っていたので、疲労がたまってきたこともあり、登ろうか迷ったのですが、絶景であった場合見逃すのはもったいないと思って登ったのが本当に正解でした。危うく絶景を逃すところでした。一切経山の山頂は魔女の瞳以外の眺望は正直普通です。しかし、一切経山という活火山そのものの姿がかっこいいのです。そしてそれを眺めるベストポジションは吾妻小富士です。

私なら日本百名山一切経山選びます!100個も山まだ登ってませんが・・・(;^_^A笑

憧れたコバルトブルーの魔女の瞳(山頂から)

三日月沼と湿原を歩く木道

吾妻小富士のお鉢から 快晴とススキ

どうでしょうか。実際の景色の方がもっときれいなんですよ。

爽やかな東北の山々を堪能して、14時頃焼き芋を食べながら仙台へ出発。

19時50分頃の終電に乗れればよいという気持ちで当初計画していましたが、達成感でいっぱいで予定よりかなり早く車を返却。帰路についたのでした。

ちなみに土曜夕方の仙台駅はごったがえしており、新幹線の時間が迫っていたので何も買えませんでした。お土産はあらかじめ福島のSAでゲットしました。福島は桃押しでした。牛タンやずんだスイーツを楽しむのも手でしたが、私はもう帰ってゆっくりするほうを選びましたね(;^_^A笑

 

他にも旅の記録を掘り起こしたいものたくさんあるのでまた時間があるときに。