宮城一人旅 蔵王山と一切経山を目指して ①
9月はここまでまとめて仕事を頑張った分、旅行に2回も行くことができました。
約1週間程度夏休みを取得することができたので、今後行きたい人の参考になればと木曜から土曜の2泊3日で宮城の遠刈田温泉に宿泊し、蔵王山と一切経山の二つのピークに行った旅についてまとめていこうと思います。
天気予報は雨時々曇り→曇り時々晴れ→晴れで、その通りでしたが肝心な時だけしっかり晴れる晴れ女振りは変わらずでした✌
(雨が日本一多い屋久島でも雨は降らず、世界一多いミルフォードサウンドでも晴れでした✨)
今回は一休から少し高級な宿ですが平日で割引が使えたのもあり、
ゆと森倶楽部 に宿泊しました。
【公式】ゆと森倶楽部 | 宮城・蔵王の森林温泉リゾート (ichinobo.com)
もはや旅の主役としてもいいんじゃないかというくらい快適な素晴らしいホテルでした。ブッフェのクオリティがすごい。というかブッフェではない・・すごすぎて。ただ旅行なので会話を楽しみながらゆっくり食事を摂りたい人はすこし不便に感じそうではありました。私は一人旅なのでとてもよかったです。
そもそもこのホテルを選んだ理由は乗馬が好きで、乗馬をしたいからだったのですが、実際乗馬に行ってみると想像と違って途中で中止しました。競馬を見るのが好きで、サラブレッドに上手に乗れるようになりたいと乗馬を習っている私には趣向が違うものでしたね。ポニーでいいから体験乗馬をしたいというのであれば問題なく楽しめると思います。
名古屋からのアクセスは仙台まで飛行機の方が速いようですが、フライトの時間に拘束されたくないので新幹線、東京から山陽新幹線から東北新幹線に乗り換えて仙台駅に到達し、仙台駅からレンタカーを予約しました。オリックスの株主優待で予約しようとしましたが、普通にネット予約のセールを利用した方が安かったので注意です。(繁忙期は株主優待の方が安いこともあるようですね)
仙台駅から遠刈田温泉までは1時間ちょっとでした。高速でも下道でも10分程度しか変わらないよう、下道を選択しました。平日だからかすいすいでした。
蔵王山には二日目のお昼に行きました。この日は午前よりも午後の方が天気が良くなりそうな予報でした。てんきとくらすでも10時から15時の間はB、15時からCでした。
10時頃遠刈田を出発、11時半頃エコーラインから駐車場にたどり着くことができました。苦労したのはナビに登録する住所も地点も電話番号もネットで検索しても見つからず、やっと個人の方のHPでマップコードというもので地点登録できたことです。カーナビによっては蔵王ハイラインの検索も名称ででてきません。
登山靴ももってきてはいたのですが、蔵王山を侮っていたので普通のスニーカーに動きやすい服装という装備で臨みました。しかし、観光気分でたどり着いたものの、登山欲が沸き上がってきて、結局熊野岳山頂まで登ることになり、少しザレ場があったので登山の装備で行けばよかったと思いました。
はじめはガスっていて見えない時間もありましたが、ゆっくりと山頂方面に歩くときれいな姿を現してくれてその後1時間半程度は美しいお釜を堪能できました。
山頂まで角度を変えて様々な姿を見えるので、お釜をみて満足して引き返すのではなく熊野岳方面までハイキングだけの方もできるだけしっかり歩くのがお勧めです。
お釜が見えた時も興奮したのですが、予想外に激烈に感動したのは熊野岳山頂に続く最後の稜線歩きです。快晴でなく曇りのち晴れという天候条件も良かったのか青空と一面に広がる雲海は天国を想起させる絶景でした。
ここ2か月程度、登山のハイシーズンでしたが、仕事の調整が付かず登山に行けていませんでした。専門医取得に向けたレポートの提出と日常臨床業務に追われて、生活をこなすことに必死で、「今を過ごす」ことができていなかったなと気づき、どうして登山が好きなのか、思い出すことができました。
苦労して登った後に絶景が待っているというプロセスは、日常から自分を切り離して、否が応でもその瞬間瞬間を大切にすることができます。
悩みやすい性格の私は、気持ちの切り替えに登山がとても有効なのだと思います。
アウトドア人気が高まる昨今ですが、こうした理由もあってのことなのではと、意外と世の中の人も同様に悩んでいるのではないかと考えると安心しますね。
ちなみにいわゆるマインドフルネスの実践に登山がやっぱりとても良いという話ですが、ホテルでも夜の暖炉での焚火とクラシックギターのライブも堪能することができ、ぼーっと焚火を眺めるのも、「ああここにこれてよかった」とただその時間を楽しむことができてとてもよかったです。
と少し、語ってしまいました。引き続き、旅の情報をお送りします
3日目の一切経山への詳細は次の記事で♪
夕食 プリフィックスディナー